歩いて5分ほどのマンションに、妻の母が一人で暮らしています。来年2月で95歳を迎えます。今年から杖をつき始めましたが、近所のスーパーにリュックを背負って買い物に出かけるなど、自立生活を送っています。物忘れなどは年相応にありますし、体力、特に足の筋力の衰えをよく口にします。「もう来年は○○できない、あと一年は持たないね」といったことを数年前から言うようになっていますが、とりわけ今年の後半に差し掛かるあたりからは頻繁になってきました。僕はそんなとき「あふぅ〜ん」「そ〜」など何を言っているのか分からないように反応することが多いです。
たまに知り合いにも同じような話をするらしいです。先日我が家にやってきて茶飲み話をしていった際、「○○さんに『もう一年は生きられない』言ったら『いえいえまだそんなことないですよ〜』と言うんだよ」と。母に聞いてみました。「『そんなことないですよ』って言われたらどんな気持ちになりますか?」すると「なんかお世辞を言われているようだ」と。「社交辞令みたいな?」「そうそう、ただ言ってるだけみたいな。でも『そうなんですね』『そうですか』とか言われるとガックリくるわ」だそうです。母から学ぶことはまだまだたくさんありそうです。
冬の季語を公開しました。「俳句」のページでご覧になれます。気が向いたら、どうぞ気楽に作ってみてください。そしてどうぞお気軽に投稿してみてください。
(2025.1130)