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岡村さんのWS終了

「問いかけ」からフォーカシングを学びほぐす、ワークショップが5、6の両日開かれ、岡村心平さんが新風を巻き起こしました。

 「問いかけ」からフォーカシングを学びほぐす、と題した岡村心平さんのワークショップが5、6の両日、札幌の道民活動センターかでる27で開かれました。
 これまで、「フォーカシングでは傾聴はするけど、質問をしてはいけない」、と何となく思っていた参加者には、新鮮な内容だったようです。
 言葉にならない身体感覚(フェルトセンス)を感じ、何かにたとえたあと、質問すると効果的だと学びました。たとえたもの(メタファ)と掛けて、今の私の状況と解く、その心は…と「なぞかけ」の形にあてはめると、新鮮な何かが出てくることを体験しました。これは、伝え返しだけでプロセスが進まなくなったときに有効です。なぞかけでなくても、「最悪の部分は」とか「何が起きたら楽になるか」などさまざまな質問をすることで、言葉(メタファ)と実感(フェルトセンス)が交差すれば進展するそうです。
 今回のワークショップを機に、札幌フォーカシングプロジェクトの例会でも、質問を練習してみたり、どんな質問がいいか迷ったときにはフォーカサーに聴いたりする人が出てくるでしょう。大きな転機になりそうな2日間でした。